箱根温泉
箱根温泉は箱根山一帯に存在する諸温泉の総称で、
近世紀から明治中期にかけては湯本・塔之沢・
宮ノ下・堂ヶ島・底倉木賀・芦之湯の諸温泉が、
いわゆる「箱根七湯」と呼ばれていました。
これらのうち芦之湯を除いては、
いずれも早川の渓流ぞいに立地した温泉集落で、
いわばこれらの温泉集落が箱根の中心地域を形成していました。
最近ではこの七湯に大平台、小涌谷、強羅、
宮城野、二ノ平、仙石原、姥子、湯ノ花沢、蛸川、芦ノ湖を
加えて「箱根十七湯」と呼ばれた温泉以外は
明示時代以降の開発となっています。
●明治時代の塔之沢温泉
江戸初期に阿弥陀寺の開祖・弾誓上人によって発見されたと伝えられる塔之沢温泉は、明治時代に道路が開かれると大規模な旅館が建てられて賑わいました。いまも住民のたたずまいが残っています。
(箱根町立郷土資料館蔵)